Netflixの映画「愛なき森で叫べ」を見た。
監督が園子温さんでファンなんでね。
期待していた。
だが、期待は裏切られた。
残念だ…。
本当に残念でならない…。
「愛なき森で叫べ」はすべてにおいて浅かった
「愛なき森で叫べ」は20年ほど前に起きた「北九州監禁殺人事件」に着想を得た映画。
偶然にも、北九州監禁殺人事件はネットを見て知ってた。
ただ事件の内容を知るだけでもおぞましい、「なんでそんなことができるの?」と思ってしまうような凶悪かつ狂った事件である。
この事件の狂気を園子温監督がいかに描くか、期待していた。
だが、残念ながら期待は裏切られた。
怖くなかった。
ただ多少気持ち悪いだけで、狂気はこの映画にはなかった。
一見深そうで、複雑そうで、狂ってそうな雰囲気を出してはいる。
だが、それらはすべて見せかけだ。
浅い。
すべてが浅い。
ただそれっぽい雰囲気と、こなれたありがちなテンポの良さと、よくあるどんでん返しと、今までの焼き直し感が漂っており、作品に熱がない。
熱が全くない。
本当に残念だ。
残念でならない。
下手でも熱はあった
愛がテーマの作品なんだろうけど、ストーリーは荒唐無稽。
何がどうしてそうなるのかさっぱりわからないまま、話は進んだ。
4時間を超える大作。
しかも意味がよくわからない。
だが最後まで見てしまった。
一気に見てしまった。
熱。
熱にやられたのだ。
ただタイトル通り「むきだしになった愛」がその作品にはあった。
その愛情の熱があまりにもすごくて、なんだかわからないけど感動しながら、最後には涙まで流しながら見てしまった。
それから、園子温監督の作品はだいぶ見た。
その後に公開された作品はもちろん、さかのぼっても見た。
オレは映画は素人だけど、お世辞にも上手い映画とは思わなかった。
ストーリーもテンポもカメラワークも、あまり上手くないように思えた。
だが、熱があった。
愛であれ、狂気であれ、熱があった。
「紀子の食卓」にも「冷たい熱帯魚」にも「恋の罪」にも「ヒミズ」にも「希望の国」にもあった。
だんだん、売れてきて商業映画っぽくなってきたせいか、映画が上手くはなったけど、熱はなくなった。
それはそれで「まぁ商業映画だから」と思っていた。
だが今回は、規制がないNetflix。
しかも「冷たい熱帯魚」と同じく、実際の事件に着想を得た作品。
なのに、期待が裏切られた。
期待していた熱はなく、商業映画のこなれ感と、ただ昔の焼き直し感だけががあった。
残念だ。
本当に残念でならない。
また熱がこもった作品を期待する。
いちファンとして。
★★★
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