オレは協調性がない。
学生時代から社会人になった今に至るまで、所属していたほぼすべての集団が好きではない。
飲み会などのイベントにもほとんど行かない。
いつも一人か、少人数で隅っこで固まっている。
なのに、適性検査などをすると、必ずと言っていいほど「協調性あり」という結果が出る。
「協調性ありまくり」みたいな結果が出てしまうことさえある。
一体なぜなのか?
思い当たる節が一つある。
代表を務めたバンドサークルだけは好きだった
オレが唯一好きだった集団がある。
大学時代に所属していたバンドサークルだ。
一つ上の先輩が作ったばかりのサークルで、人も少なかったせいか、なぜか大学2年のときからサークルの代表になってしまった。
おかげで、サークルが好きだった。
代表なので、自分がやりたいようにやれることが多い。
飲み会にせよ、ライブにせよ、合宿にせよ、何にしても自分が仕切ってできた。
オレが仕切っていたせいか、自然とオレと合う人だけが残った。
それもまた居心地がよかった。
嫌いな人は追い出したりしていた。
今にして思うとひどい…。
自分が仕切れる場所ばかり作っていた
よくよく考えると、バンドサークルが例外なわけではない。
いつも同じようなことをしていた。
冒頭で「少人数で隅っこで固まっていた」と書いたが、少人数の集団は好きだ。
学生時代、いつも2~4人ぐらいのグループを作っていた。
そこでは大体自分が仕切っていた。
社会人になった今でもそうだ。
いつも少人数のグループを作って、その中心にいる。
会社であれ、プライベートであれだ。
ブログのオフ会だってそうだ。
匿名のブロガーでは相当な数のオフ会をしているほうだと思うが、自分が仕切れるから喜んでやるのだ。
逆に、だれかが中心にいるグループの端っこにいるのは好きではない。
自分がやりたいようにはできないし、グループの中心にいる人たちを立てなければいけないような気がして、正直ぜんぜん面白くないのだ。
自分らしい協調性があるのではないか
一般的に協調性というと、どんな集団でも上手くやっていける、みたいな意味で使われると思われる。
だが、オレが上手くやっていけるのは自分が仕切れる集団のみで、だれかがすでに中心にいる集団は苦手だ。
だから、オレは協調性がないと思っていた。
でも、適性検査などで見られる協調性はそれだけではないのかもしれない。
「集団の中心にいられる」というのも、協調性の一つの在り方なのかもしれない。
そう思うと、オレが「協調性がある」という結果が出るのも納得がいく。
集団を仕切るのなら、何の抵抗もなく、むしろ喜んでやる。
また考えてみれば、そういう人って少ないのかもしれない。
協調性といっても種類が色々あるのかもしれないね。
自分らしい協調性が発揮できることが大事なのではなかろうか。
そして、人それぞれ独自の協調性があるのではないだろうか。
そんなことを思う、今日この頃。
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