子どもがいるので、家ではEテレをつけていることが多い。
先日もそう。
Eテレがついてた。
なんとなく見てたら、「バリバラ」という番組がやっていた。
障害者やLGBTなどマイノリティーの方が出てくる番組なのだが、いや~そのとき見た回にはあまりにも感動した!
説明しよう。
というか、説明させてくれ!
場面緘黙(ばめんかんもく)の男子が一人旅するってすごくね?
その回のメインは、特定の場面や状況で話せなくなる不安障害「場面緘黙(かんもく)」の青年、加藤くん。
見るとわかるんだけど、加藤くん、お母さんと二人いるときは普通。
でもだれかが来てしまうと、途端に無表情になり、何も話さなくなってしまう。
そういう障害らしい。
慣れていない人と接すると、極端に緊張して話せなくなってしまうというね。
その加藤くんが大阪で一人旅するという企画。
「おいおい、大丈夫か?」と思いながら見てたら、案の定ドキドキの展開。
通天閣に上るのに入場料を払おうとするも、いかんせん受付の人と話せないから、かすかな首の動きでなんとかOK。
続いて、「通天閣をバックに写真を撮ってもらう」という難易度の高いことをしようとするも、挫折して早くもお助けカードを使ってしまう。
「ホント、大丈夫か?」
…なんて思ってたのは最初だけだった。
話せない人が行動する勇気に感動しまくった
次は「メイド喫茶でメイドさんと話す」というこれまたハードな挑戦。
加藤くん、なんとかメイドさんに「場面緘黙だから筆談で話したい」と書かれた紙を渡す。
そしたら、筆談で普通に話せてた!
いや、すごい!
これはすごいことだよ!
さらには、もはや普通の人でも難しいことをやってしまう!
ゲストハウスに一人で泊まりに行くとか、いやオレそれキツイ!
得意のけん玉のショーを路上でやるとか、もはやオレにはムリ!
ここまで来るともう感動!
だって、話せないんだよ?
ほとんど目も合わせられないんだよ?
一見したら「話すのがイヤなのかな」って思われちゃいそう人なんだよ?
そんな人が、普通の人でも難しいことをやってる!
いやホント泣きそうになるほど感動したよ!
普通のオレができないわけないんだ
加藤くん見てて思ったよ。
加藤くんができるんだから、普通のオレにもできるじゃん?って。
話せない人が行きたいところにいって、やりたいことができる。
いやさぁ、オレなんて普通に話せて、目も合わせられて、なんなら作り笑いまでできちゃう。
だったら、やりたいことやらなきゃダメじゃん?って。
だって、普通のオレは加藤くんよりもっと簡単にできるわけじゃん?
面倒くさいとか、恥ずかしいとか、言ってる場合じゃないと思ったよ。
勇気をもらいすぎたよ。
いやしかし、バリバラはホントいい番組だわ。
機会があったらまた見よう。
★★★
やさしい子育て相談所作った!
子育てに悩んでる方は相談を、子育てベテランの方はアドバイスしてほしい!
よろしく!!!