何かで読んだ話なんだけど、中小企業で経常利益3,000万以上の会社は、日本では3%しかないらしい。
いやそれちょっと、儲かってる会社少なすぎじゃね?
もはや、中小企業は儲かってないのが普通じゃね?
今日はそんな話。
中小企業の利益なんて、はっきり言っていい加減
ところで、中小企業の決算書ははっきり言って超テキトーだ。笑
社長と会社が一心同体みたいなものなんで、利益なんていくらでも操作できる。
厳密にはグレーゾーンなことも多いけど、多くの会社ではやってる。
一番税金が取られないように社長の年収を決める。
社長の車でも、ゴルフ代でも、飲食代でも、愛人のマンションの家賃でも、なんでも経費にして税金を減らす。
…とかね。
さらには、もっと直接的な節税対策してたりするよね。
船や飛行機に出資したり、保険入ったり(今年からできなくなったけど)、その他細かいのが色々ある。
でも経常利益が3,000万ぐらいはないとさぁ…
そうは言っても、経常利益が3,000万以上はほしいところだ。
経常利益で3,000万だと、税金が4割として1,200万。
純粋に余剰金として残せるのが1,800万。
いやそれ少なくない?
1,800万って、せいぜい社員数人の人件費にしかならないし。
しかも、その程度さえ稼げてない中小企業がほとんどということだ。
正直、いつ会社がつぶれてもおかしくない。
経常利益3,000万以上が3%。
残り97%はかなり危うい状況ということだ。
普通のことをしてる会社は儲からない
中小企業の97%が儲かっていないということは、普通にしてたら儲からないということだ。
だって、そうでしょ?
普通は儲かってないんだから、同じように普通にしてたら儲かるわけがない。
ということはだよ。
普通のことをしないほうが、儲かる可能性はあるってことなんだよ。
超ホワイト企業で全国的に有名だとか、超ニッチな商品に特化してるとか、ITを駆使しまくってるとか、その会社でしか作れない何かがあるとかね。
もっと簡単に、納期だけは超速いとか、アフターフォローが超しっかりしてるとか、そんなんでもいい。
とにかく、やってることもやってる方法も普通の中小企業は危ない。
あなたの会社は大丈夫だろうか?
ちなみにオレは、普通の中小企業は97%が儲からないという話を使って、
「普通のことしてたらダメ!
いかに普通じゃないことをするかが大事!」
と社長や社内を洗脳し、会社を普通じゃないほうに持っていこうとしている。笑
あ、それと大企業は普通のことしてても大丈夫。
普通は儲かるのが大企業だからね。