先週、ドラマ「凪のお暇(なぎのおいとま)」が面白いと書いた。
昨日書いた記事と発端は同じなんだけど、会社でも「凪のお暇(なぎのおいとま)が面白い」って話をしたんだよ。
そしたら、なぜか結構人が集まってきちゃって。
そのうちの一人がこう言った。
「私は(凪のお暇は)好きじゃない。」
こういうこと言わないほうがよくない?っていうのが今日の話。
相手が好きなものを否定しても、何もいいことがない
いや別にいいんだよ。
ドラマが好きじゃないこと自体は。
そりゃぁ人の好き嫌いは千差万別だから、オレが好きなものは全員好きってことはないでしょう。
オレは好きだけど、ある人は好きじゃない。
そんなことはもうしょっちゅうあるわけで、気にしても仕方ない。
ただ、相手が好きと言ってるものを、わざわざ「好きじゃない」って言わなくてもよくない?って。
言われたとき、違和感があったよね。
「なんでこの人わざわざそんなこと言うの?」って。
好きなものを否定されたら、いい気分はしないわけさ。
気にしない人は気にしないかもしんないけどね。
いずれにせよ、言われた相手が受け取る印象はマイナスか、よくてゼロでしかない。
何でも言い合える関係なんてないと思うよ
こんなこと言うと、
「めんどくさっ!
いちいちそんなことまで考えて話してられるか!
友達とは何でも言える関係だから、そんな細かいこと気にしねーよ!」
って思う人も、正直いると思うんだよ。
でもねぇ、オレは何でも言い合える関係なんてないと思うよ。
なんでかって、その冒頭の「好きじゃない」って言った人ね、飲み会でケンカになったらしいんだよ。
飲みの席でも、だれかが言ったことを否定したらしいんだけど、そしたら、
「お前はいっつもそうだ!
なんでわざわざケンカ売るようなこと言ってくるんだ!」
って怒らせちゃって。
何でも言い合えるっていい関係のようで、現実的には難しいと思うんだよ。
多くのことは流せるし、むしろ何でも話せてラクっていうのもあるかもしれないけど、どうしたって流しきれないストレスもあると思うんだ。
そういうのが積もり積もってどこかで爆発して、関係が悪化してしまう可能性が、どうしたってある。
とにかく、人が好きというものを「私は好きじゃない」なんて、否定してるように受け取られることは言わないほうがいいよ。
好きじゃないならないで「そうなんだ」ぐらいで話流して話題変えたりしてさ、お互いがもっと楽しい話をすればいいじゃない?