奥さんの就活の話なんだけど、聞くたびにいつも「なるほどなぁ…」と思うことがある。
自分が就活してたときと比べると、考え方がまるで違う。
そして、奥さんのやり方のほうがよかったんだなぁ…と。
具体的に話そう。
ちなみにこの記事の結論は、何にせよ経験を積んだ上で直感を信じて生きようってことだ。
会社を知名度や条件だけで判断していた
まずはオレの就活について話そう。
どんな会社にエントリーしたか?
名前を聞けばだれでも知ってる大企業などの、いわゆる人気企業だ。
しかし、一言で人気企業とはいっても、実際は相当な数の会社がある。
エントリーする会社をどうやって絞り込んだか?
条件だ。
給料が低いのはイヤ、土日出社があるのはイヤ…ってね。
そのあとで、ようやくやりたいことを考えた。
この会社の仕事はなんとなくイヤだな…とかね。
ただまぁほとんど考えていなかった。
なんとなく程度だ。
要するにオレの就活は、知名度と条件で会社を選んで受けていたというわけだ。
我ながらひどい。笑
奥さんの就活は直感で決めた
比べると、奥さんの就活は、いうなれば直感だ。
まずやりたい仕事を考えて、気になる会社のOB訪問したり、説明会に行ったりする。
そして、OBなり人事なりから話を聞いて、話している人が楽しそうなどだったら受ける、暗い、疲れてそうなどだったら受けるのをやめる。
女性が働きやすいかは見ていたようだが、それほど知名度や条件については意識していなかったようだ。
オレとは全く違うやり方の就活だ。
結果、二人はどうなっているか?
結果としてどうなったか?
オレはいわゆる有名企業に入ったものの、辞めた。
今にして思えば、会社にいる人たちが真面目すぎて合わないような感覚は最初からあった。
その予感は見事に的中して、人も会社もイヤになって辞めた。
その後紆余曲折あって、新卒で入った会社とは全然関係ない会社に収まり、いつか独立することを画策している。笑
奥さんは、直感で選んだ会社に入り、その後も直感を信じて何度か転職し(転職が普通の業界だ)、着々とスキルや人脈を蓄えている。
そして、給料も高い。笑
就活について言えば、奥さんのほうが正解だったというわけだ。
直感を信じた方が上手く行く
「選択の科学」という本にこんなことが書いてある。
経験を積んだ上で直感で選択することが、最も上手く行く可能性が高い、と。

選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)
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そう、そうなのだ!
会社を選ぶ経験はなくても、人間関係の経験なら大学生でもそれなりにある。
だから人を見て直感で選んだ奥さんは 、正しかった。
自分と合う人がいる、つまりは自分と合う会社を選べたのだ。
逆に人のことなどムシして、知名度と条件で選んだオレは失敗した。
自分とは合わない人が多い、自分と合わない会社を選んでしまい、結局辞めることになったからね。
就活に限らず、人生は何事も直感だ。
例えば、女性の結婚について考えてほしい。
いくらお金を持っているからって、全く話が合わない、むしろ話していると不快になる男性と結婚して幸せにはなれないだろう。
そうではなく、色んな男性と会い経験を積んだ上で、これだという人を選べば幸せな結婚ができる可能性が高まる。
同じことを人生のいろんな場面でやっていこうというわけだ。
経験を積み直感を信じること。
さ、オレもがんばろう。