最近、謝っている。
謝りまくっている。
人が自分の言動によって気分を害したと思えば、すぐに謝る。
客観的に見て自分が正しかろうが、相手は何も気にしていない可能性が高かろうが、とにかく謝る。
この記事ではまずは謝ることのメリット、そして謝ることが実は楽しいということを、順を追って説明しよう。
謝らないと後々面倒くさいことになる
もともとはオレは謝らなかった。
それどころか、しょっちゅう「何が悪い?」と開き直ったり、「お前は間違ってる!」と反論したりしていた。
結果、どうなったか?
非常に苦労した。
人とケンカになって後々まで気まずい思いをしたり、恨みを買ってあらぬところから攻撃されたこともあった。
自分が正しいとか間違ってるとかは関係ない。
たとえそれがどんなに正しいことでも、自分への非難の言葉を受け入れる人などほとんどおらず、ただただ嫌われるだけなのだ。
正直、オレもそうだ。
そのことに気づいてからというもの、さっさと謝るようにしている。
謝らないと、面倒なことになる可能性が高いからだ。
ただそれだけだ。
謝ってしまうと実は楽しい
とはいえ、謝ることには抵抗がある。
自分が正しいと感じるときなどなおさらだ。
だがオレは謝っている。
「なんでオレが謝らなきゃいけないんだ!」と、額に血管が浮き出てピクピクしそうになり、心の中では反省など一つもしていなくても、とりあえず言葉だけは「申し訳ありません」と言ったり書いたりしている。
でもね、謝るとわかるんだけど、大変なのは最初だけなんだ。
謝り始めると、気分が良くなってくる。
無意識で「別に自分が悪いわけじゃないのに、謝れるオレは偉い!」という気になってくる。
気が付けば、調子に乗って卑屈なまでに謝っている。
「申し訳ありません。
おっしゃる通りですべて私が悪いのです。
言い訳のしようもありません。
本当に申し訳ありません。」
と、言われている相手が申し訳なくなるぐらいまで、しつこくしつこく謝っている。
まぁオレは心の中で、「どうよ?ここまで謝ってくる人間にもう何も言えないだろう?えっ?」と笑い出したくなっているのだが。笑
結果、「いえいえ、そんなに気にしてないですから」「私のほうこそすみません」なんて、向こうが気を使いだしたりする。
こうなれば、オレの勝ち。
「負けるが勝ち」ってやつだな。
まとめると、たとえ自分が正しくても、相手が気分を害していたらさっさと謝ったほうがいい。
反論したところで相手が変わることはほとんどなく、後々面倒なことが起こる可能性が高いからだ。
そして、謝るのは最初こそ抵抗があるが、謝り始めると実は楽しい。
相手が申し訳なくなるぐらいまで謝ってやろう。
ちなみに、オレも本当に自分が悪いと思ったときは、本心から謝っている。
いつもいつも、上辺だけで謝っているわけではない。
そこは誤解しないでくれ。