オレ様の世界 シーズン2

常識的な非常識 /マイノリティなマジョリティ / 本音のキレイごと / ラブ・アンド・ディトラクション / ようこそ、オレ様の世界へ

 

会社の商品、サービスは好きにならなければいけない

オレはずっと会社員をして、何度か転職もしているが、会社が扱っている商品やサービスが大して好きじゃなかった。

「高い」「質が良くない」「もっとこうすべきだ」と思ってきた。

 

だが自分で副業やってて、「これではいかん!」と思い始めた。

好きとか嫌いとかじゃなくて、好きにならなければいけないのだ、と。

 

具体的に説明しよう。

 

 

 

自分が作ったサービスなのに、好きではなかった

オレは副業でWEBサービスを3つ作っているが、今は「やさしい恋愛相談所」という恋愛相談サイトに最も力を入れている。

 

kind-advices.com

 

だが実は、やさしい恋愛相談所が好きではなかった。

 

そもそも作った理由が、ヤフー知恵袋などの相談サイトのアクセス数がすごいし、相談サイトを作るのは大して難しくないという、要は「自分ができることで一番儲かりそうだから作った」からで、「どうしても相談サイトをやりたい!」という熱い思いはなかった。

もっと言えば、自分自身が恋愛相談しないし、する必要がそんなにないという冷めた思いさえあった。 

 

最初はそれでいいと思っていた。

だが違った。

 

商品、サービスが好きじゃなければ、広めることはできない

やさしい恋愛相談所を好きにならなければ、広めることができないのだ。

 

想像してみてほしい。

 

「自分は必要ないと思うけど、儲かりそうだから流行らせよう」で、モチベーションが続くだろうか?

これが見事に続かないのだ。

 

改善しようと思う箇所があっても、なかなか取り掛かれない。

ちょっと問題があると、もう面倒くさくてやる気がなくなる。

ともすると、また別の新しいWEBサービスが作りたくなる。

 

「これはマズイ!」と思ったときに、たまたま愛読している斎藤一人さんの本に、こんなことが書いてあった。

 

商品、サービスを好きになろうとすれば、好きになれる

「自分が扱ってる商品は好きじゃないとダメ」だと。

 

そう、その通りだ。

好きじゃないものを広めようとするのがムリなことは、よくわかった。

 

そして、

 

「使ってくれる人がいる以上、どこかにいいところはあるはずだ。

 そこを探すんだ。」

 

と。

 

そう、そうだ!

やさしい恋愛相談所に投稿してくれる人がいる以上、相談する人がいて、アドバイスしてくれる人がいて、そこに何らかのメリットがあるはずなのだ!

 

そう思いながらやさしい恋愛相談所を見てみれば、人には言いにくい相談に苦しんでいてとにかくだれかに聞いてほしい人、うすうす自分でもどうすべきかわかっているけどだれかに背中を押してほしい人、さらにはアドバイスによって付き合えた人などが見えてくる。

 

悪くない!

いや、むしろいい!

 

やさしい恋愛相談所を好きになることはできそうだ!

 

会社の商品、サービスも好きにならなければいけない

オレもそうだが、会社勤めの人で、自社の商品、サービスが好きな人は少ないのではなかろうか?

 

いやだって、オレは自分が作ったサービスでさえ好きになれなかったのだ。

たまたま会社で扱っている商品、サービスを好きになるのは、もっと難しいだろう。

 

実際、ウチの会社でもよく、会社の商品に対して「高い」「どこでも作れる」などと話が出る。

 

だがそれではいけない。

どんな部署にいるのであれ、好きじゃないものを売って給料をもらっているという意識では、モチベーションが湧かないからだ。

 

結果として、仕事も好きになれない上に、給料を増やすことも大してできない。

下手すりゃ、会社を辞める羽目にもなる。

 

好きじゃないじゃダメ。

好きになれるよう努力すべきなのだ。

 

そして、好きになることはできる。

だって買ってくれる人、使ってくれている人がいる以上、なんらかの良いところはあるはずなのだから。

 

会社であれ、個人であれ、自分が関わっている商品、サービスは好きにならなければいけない。

そして、それは努力次第でできる。

 

「この商品、サービスに良いところはないか?」とちょっと意識を変えてみよう。

何かしら良いところはあるはずだし、一つ見えればどんどん良いところが見えてくるだろう。