普段は相当仲が良いであろう我が夫婦であっても、たまにはギクシャクすることもある。
そんな中、学んだ。
「できないことをできない」と伝えることがいかに大切かをね。
説明しよう。
奥さんの友達とは会わない
奥さんは友達が多い。
なので結婚した当初、奥さんに誘われる形で、奥さんの友達と何度か会った。
だがオレは、あまり社交的ではない。
正確に言うと、自分が中心になる集まりだったり、3~4人ぐらいで会うのはいいのだが、自分がアウェイかつ大人数で会うのは非常に不得意だ。
(余談だが、そんな性格なので自分が中心になるオフ会は結構やる。
またオフ会に来てくれる人をある意味尊敬している。
オレだったら行かない。笑)
それでも、「せっかく誘ってもらったし」と結婚した当初はがんばって行っていたのだが、やはり上手くなじめず、ストレスが溜まる。
しまいには、奥さんと険悪な雰囲気になる。
ここに至って気づいた。
かっこつけて、できもしないのに奥さんの友達と会うのがいけないのだと。
それからは、誘われても少人数なら行くけど、人が多いときは行かないと言って、その通りにしている。
子育てをがんばりすぎない
子どもが生まれた当初、オレはがんばって家事・育児をしていた。
育休を長く取ったのは奥さんだし、授乳は奥さんがやるしかなかったりするので、「今日はオレが家事やるよ!」「寝かしつけやるよ!」と言ってできる限り奥さんの負担を少しでも減らせるよう、意識していた。
とはいえ、オレも仕事していたし、そんなに体力があるわけでもないので、すべてやろうとすると疲れる。
次第に不機嫌になり、しまいには子どもに当たるようにまでなってしまって、気づいた。
そんなに仕事も家事も育児もできないってね。
それからは、疲れているときは家事・育児を奥さんにお願いするなどして、素直に甘えるようにしている。
かっこつけずに、できないことをできないというのが、夫婦関係維持のコツ
つい人間は…少なくともオレは、人に対してかっこつけてしまう。
苦手なことや、疲れてできないことでも、人に良いところを見せようとしてやろうとしてしまう。
友達や仕事ならそれでもいい。
一緒にいる時間が短いから、多少ムリしても何とかなる。
でも夫婦は別。
一緒にいる時間が非常に長いので、ずっとかっこつけてるほどの余裕はない。
かっこつけず素直に、できないことはできないと言わなければならない。
じゃないと、結果的に相手にストレスをぶつけることになる。
できないことをできないというのも、夫婦関係維持のコツだよ。
まぁ、何でもできないと言うのもそれはそれで問題があるから、ある程度の努力や我慢は必要だけど、ついがんばりすぎてしまう人は意識して、できないことはできないと伝えるようにしてほしい。