前にもこのブログで触れたけど、斎藤一人さんの本が非常に有用なので読み返している。
読んでいると、「上に立つ人は、人を褒めるのが仕事」というような文が何度となく出てくる。
オレは会社では偉いし、このブログでもオレを尊敬してやまない読者の方も多いしで、言うなれば「上に立つ人」だ。
「そうか、オレは人を褒めるのが仕事なのだな!」と思い、ここ最近ひたすら人を褒めている。
そしたら、色々と良いことが起こり始めたのだ!
ということで今日は、上に立つ人も立たない人も、人を褒めた方が得っていう話をしよう。
褒めると喜んで人が動いてくれる、あなたのためにね
まず、会社でがんばって部下を褒めるようにしてみた。
…いやしかし、どうしたものか。
あまりにも部下のやってる仕事が大したことがなさ過ぎて、褒めどころがない。
「まぁもうなんでもいいや!」と思い、女子社員にこんなことを言ってみた。
「〇〇さんはいつも率先してお茶出ししてくれるね!
ありがとう!」
「いえいえ、そんなことないですよ」と言いつつも、ちょっと嬉しそうだった。
そして、次のときからいつも以上に素早く、他の仕事があってさえ、お茶出ししてくれるようになった。
「褒める作戦、使えるかも!」と思ったオレは、別の女子社員にこんなことも言ってみた。
「△△さんは電話取るのが早いね!
助かるよ、ありがとう!」
これまた似たような反応で、電話を取るのがいつも以上に早く、どんなときでも電話を取ってくれるようになった!
完全に味をしめたオレは、ことあるごとに部下を褒めまくり、がんばって働いてもらっているのだ。
褒める人は少なく、アラ探しする人ばかりなので、余計に目立つ
そうやって、褒めて褒めて褒めまくっていて思う。
褒める人、めちゃくちゃ少ない。
いや、めちゃくちゃというか、ウチの会社にはだれもいない気さえする。
せいぜい、何か大変なことをしてもらったときに褒めるぐらいで、あとは全く褒めない。
褒めないだけならまだしも、部下のアラを探しては文句を言っている。
十中八九、電話をすぐに取っている社員がたまたま電話に出ないと「早く出ろよ!」なんて言っている。
別にウチの会社ばかりがそうではない。
世の中は褒める人より、アラを探す人が多数派なのだ。
ブログを書いているオレにはよくわかる。
褒める人より、せっせとアラを探して文句を言ってくる奴のほうが圧倒的に多いのだ!
なので、人を褒める効果はさらに高まる。
本当に感動さえしてもらえる。
こりゃ、褒めないわけにはいかないっしょ?
褒めると自分も気分が良くなる
また、褒めると自分の気分も良くなる。
人の批判をしても、悪口を言っても、一瞬スッキリするようで、なにかこうモヤモヤした感じが残る。
だが、褒めるところを探したり、褒めて実際に喜んでもらったりすると、気分がいい。
実に気分がいい。
次第に、人の良いところを探すのがクセになってきてさえいる。
褒めれば人は動いてくれる。
褒める人は少なく、アラを探す人ばかりだから、本当に喜んでもらえる。
褒めることで自分の気分も良くなる。
さぁ、今日から人を褒めよう!
褒めるところを探して、言葉に出して伝えよう!
褒める効果は計り知れないから!!!