オレは「やさしい恋愛相談所」という恋愛相談サイトを運営している。
正直に言ってしまうと、このサイトの運営が好きではなかった。
まず恋愛に興味がない。
結婚して、子どもまでいるのだから当然だ。
てか、あったらマズイだろう。
サイトの運営というのも好きではない。
5年以上もブログを書き続けるぐらいだから、自分が目立ってナンボの性格だ。
裏方に回って、新規の集客をしつつ、リピーターを増やして、細かなサイトの改善をしてなんて性に合わない。
だが、やった。
がんばって、やった。
今のオレが成功する可能性が一番高いと思えることだったからだ。
そうこうしているうちに、この仕事が好きになっていた。
今日はそうなった経緯と、いかにして好きではない仕事を楽しむかについて説明しよう。
手段を選ばずに行動する爽快感
「やさしい恋愛相談所」を作った当初、オレはサイトの運営を軽く考えていた。
ブログで宣伝すれば、勝手に使ってもらえるだろうとね。
だが、それだけではちょこちょこ使われる程度。
ともすると、一週間ぐらい投稿がない。
「このままではマズイ!」と思い、宣伝の方法を探した。
そして、手当たり次第やった。
まず、やさしい恋愛相談所の宣伝ができるサイトに連絡して掲載してもらった。
ほとんどやっていなかったツイッターの更新を再開した。
昔書いていたコラムの担当者の方に連絡を取り、やさしい恋愛相談所の宣伝をそれとなく兼ねたコラムを書かせてもらった。
そうこうしているうちに、少しずつやさしい恋愛相談所が使われるようになった。
同時にオレも楽しくなってきた。
新しいことをやって結果が出るのが気持ちよかったのだ。
爽快感があるというかね。
人に感謝する気持ち良さ
しかし、それだけではサイトの使われ方に波がある。
どうすればいいか考えていて気づいた。
リピーターがカギだと。
ビジネスでは割とよく言われることだが、売上の8割は2割の上顧客によるものだ。
やさしい恋愛相談所も同じで、2割の人が8割の投稿をしてくれるだろうとね。
ではどうやってリピーターを増やすか?
考えた作戦は2つ。
メリットを増やすことと、感謝することだ。
相談してくれた人は、有用なアドバイスが得られれば、満足してまた使ってくれる。
そのためには、なんとか全ての相談にアドバイスが付かなければならない。
そこで、アドバイスがついていない相談を目立つようにしたり、それとなくオレがツイッターで宣伝するようにしてみた。
アドバイスする人に関してはどうするか?
まずはアドバイスした人が自分のブログなどのリンクが貼れるよう、投稿フォームを変更した。
アドバイスすれば、自分の宣伝になるというわけだ。
そして最後は、いずれの方にも感謝するようにした。
毎日ブログに、ありがとう、ありがとう、ありがとうと書きまくった。
ぶっちゃけて言えば、感謝すれば気分が良くなってまた使ってくれるだろうという、計算でしかなかった。
だが言い続けていると、本当にありがたい気がしてくるのだ。
ということで、今は心から感謝してるんで勘弁してくれ!笑
本気になれば好きじゃない仕事でも楽しい
そろそろまとめよう。
オレが好きじゃない仕事が楽しくなったのは、あれこれ考えて行動して結果を出すのが爽快だったのと、そのためにどんな人であれサイトに関わってくれた人に感謝することができるようになったからだ。
要するに、好きじゃない仕事でも本気でやれば楽しいのだ。
本気ならアイディアが浮かぶ。
本気ならアイディアを行動に移せる。
本気なら関わる人すべてに感謝できる。
本気なら結果が出る。
好きじゃない仕事を楽しむのは簡単だ。
本気で仕事しよう。
必要なのはそれだけだ。