よその子と正確に比べることはできないけれど、ウチの子は手がかかる。
なんでも食べようとするし、外食行ったら店から脱走しようとするし、思い通りにならないとすぐ泣き叫ぶし、夜泣きがひどいし、ついでに言うとウンコの回数も多い。
そんなんだから、大人しそうな子を見るたびに羨ましかった。
「育てるのがラクだろうなぁ」ってね。
でも、ある育児本を読んでたらそうでもないと思えてきた。
むしろ、手がかかる子のほうがいい子なのだと。
説明しよう。
手がかかる子は意志が強い
精神科医の方が書いたその育児本によると、小さい頃に手がかかる子は、大きくなってから精神的な問題が起こりにくいのだそう。
手がかかるということは、自分がやりたい、やりたくないがはっきりしているということだ。
小さい頃は手がかかって大変だけど、成長するとその意志の強さが、人生にはプラスに作用する。
しっかり自分を持っているから、周りの心ない言動を真に受けて落ち込んだり、人生の分岐点で自分で決められくて悩むようなことが少ないのだ。
逆に、小さい頃に手がかからない子ほど、大きくなってから周囲の人間関係に翻弄されたり、自分で何かを決めることが難しくなり、悩むことが多くなる。
言われてみれば、そんな気がしない?
見方を変えればいい子に思えてくる
その話に納得してからというもの、オレの子どもに対する思いも変わってきた。
困らせられるたびに、
「よしよし、順調に成長してるな!」
「将来が楽しみだ!」
と思えてくる。
なぜなら、親を困らせるのは意志の強さの表れだからだ!
しかし、さすがは我が子だ!
赤ちゃんの頃から、我を貫くこの姿勢たるや、まさにオレの遺伝がなせる業だ!
ということで、手がかかる子を育てている親たち!
困ることは何もないぞ!
今、ちょっと大変なだけ!
成長したら、何も心配はなくなるぞ!
あなたの子はウチの子と同じで、将来幸せだ!
楽しみだな、おい!