オレは短気である。
非常に短気である。
まずはオレがどのぐらい短気か、説明しよう。
短気すぎて、自分でもマズイ気がしてならない
例えば、人ごみで足を踏まれたとしよう。
瞬間「あぁっ?」と後ろを振り返り、「チッ!」と舌打ちする。
肩がぶつかっても、満員電車でひじが当たっても、同じように反応する。
今、書いてて心から思う。
オレ、ヤバくないか?
今まで何もなかったのが不思議なぐらいで、こんなことしてたらいつか事件に巻き込まれそうな気がしてならない。
キレて、逆ギレされて、刺される、みたいなね。
アンガーマネジメントを読んでみた
ということで、怒りをどうにかする方法を学ぶべく、「アンガーマネジメント」の本を読んでみた。
ちなみに、アンガーマネジメントとは、
怒りを予防し制御するための心理療法プログラムであり、怒りを上手く分散させることができると評価されている。
とのこと。
正直、怒ったときの記録を取るとか、「めんどくさい、ムリ」みたいなのが多くてあれだったんだけど、一つだけ「これならできる!」ということが書かれていた。
怒ったら「ストップ!」
そもそも、怒りとはどのように起こるのか。
「アンガーマネジメント入門」によれば、ある出来事に対して自分が意味づけしたことにより起こる。
足を踏まれても、よくあることだからか、別に何も思わない人もいる。
しかし、オレのように「オレをだれだと思ってんだ!」とか思って怒りに発展させ、振り返ってにらみつけたり、舌打ちするなどの行動に出る人もいる。
いずれにせよ、どう思うかがポイントだ。
これを根本から変えるのは大変なのだが、簡易的な方法で止めることはできる。
怒った瞬間に、頭の中で「ストップ!」と唱えるのだ。
すると、一瞬「なんだこのヤロー!」的な思いは消える。
それに伴い、にらみつける、舌打ちするなどの行動もしなくなる。
「これだ!」という感じがするし、この一週間ぐらい試しているのだが、かなり効果が出ている。
というか、昔から短気を直そうと色々やってみた中では一番効果がある。
下手に考えると、むしろ逆効果
怒らない方法というと、よくこんなことが書かれている。
「相手にも事情があることを想像しましょう」と。
要するに、「足を踏んでしまったのは、事情があって急いでいたからかもしれない」みたいに考えろってことだ。
一時期、そう思うようにしてみた。
だがオレには逆効果だった。
「まぁね、急いでると足を踏んじゃうこともあるよね。
しょうがないよね。
…いや、本当にそうか?
そもそも急ぐ羽目に陥る時点で、時間の管理もできていないバカではないか?
なんでそんなバカの事情を、オレ様が考えてやらなきゃいけないのだ!
ふざけんな!」
と余計に長く深く怒ることになるのだ。
アンガーマネジメントには、相手のことを考えるのは無意味であり、怒ることで自分が得か損かを考えるように書かれている。
なんかそのほうがしっくりくる。
いずれは他の方法も試したいのだが、とりあえず今は、怒ったら頭の中で「ストップ!」と言う。
これを継続していこうと思う。
★
オレ様リーマンの非ジョーシキ恋愛入門 特別編の第2弾!
今になると、恋愛なんてこれだけやってりゃよかったんじゃないかと心から思う。
また、今回で特別編は一旦終了。