少し前に、ブログを読んでる人からメールが来た。
「自分はコミュ障なので…」
と書かれていたが、文章はいたって普通。
普通に気遣いできている内容で、コミュ障という感じはなかった。
メールだけで判断しちゃうけど、自分のことをコミュ障と言える人がコミュ障ってことはない。
なぜか?
本当のコミュ障は自覚がない
ブログ書いて、オフ会なんかしてると、まぁ普段はお目にかからないような人から連絡が来たり、会ってしまったりすることがある。
失礼だったり、不快だったりすることを平気でし続け、オレや周りが引いているのには一切気づかない。
そういう人を見ていて思うのだが、彼ら彼女らには、自分の言動に対する疑いが感じられない。
「こんなことを言っても面白くないかな?」
「失礼じゃないかな?」
そういうことは一切考えていないように見える。
つまり、コミュ障の人は自分をコミュ障だなんて思いもしないのだ。
知性の問題でコミュニケーションの上手い下手が理解できないのか、育った環境的にコミュ障になってしまい、ずっと周りから引かれるのが普通で疑問にも思わないのか、それはわからない。
だが、コミュ障の人が自分をコミュ障だと一切思っていないのは確かだ。
気づいている時点で大した問題はない
自分を「コミュ障かもしれない」と思える人が、本当のコミュ障であることはまずない。
自覚があれば、自分の言動に気を使うだろう。
周りの反応をよく見るだろう。
そうしていれば、むしろ話が上手くなることさえあるんじゃないかと思う。
大体自分の話が上手い、面白いと思ってる人ほど、オレからするとただのしゃべりすぎであり、人の話をほとんど聞いていない。
長く付き合うのも、深く付き合うのもちょっと遠慮したい人ばかりである。
なんにせよそうで、自分が得意ではないかもしれないと疑いを持っているようなことは、その時点で大した問題ではないのである。
むしろ、長い目で見れば長所にもなりうることなのだ。
ともあれ、自分をコミュ障と思える時点でいたって普通だよ、ってことで。