ナチスの強制収容所での体験を描いた「夜と霧」に、こんな話が書かれている。
過酷な状況で、著者は頭の中で奥さんと会話する。
あるいは過去の、家族との何気ない日常を思い出す。
そうして、辛い現状をなんとか耐える。
そこまで極限の状況にいたことはないにせよ、オレも辛いときはよく家族のことを思い出す。
オレを支えるのは、今も昔も家族である
独身の頃、色々上手くいかないことがあると、よく実家に帰っていた。
そこで癒されて、なんとか現実に立ち向かった。
もう後先考えずに逃げ出したくなるとき、オレをいつも気にかけてくれている母や兄のことを思い出して、一人夜中に泣きながらなんとか踏みとどまった。
今、オレを支えているのは、実家の家族はもちろん、奥さんと子どもである。
イヤなことがあっても、家に帰って子どもがハイハイしながら笑顔で出てくるだけで癒される。
自暴自棄になりそうなときも、奥さんと子どもとの何気ない日常を壊すわけにはいかないと奮起する。
恋愛なんかに、愛はない
思えば、辛い状況のときに彼女に支えてもらったことはないし、元カノのことを思い出すこともない。
恋愛というのはやたらと美化されがちだが、個人的には薄っぺらいものだと思っている。
自分を偽り、相手も偽り、いいところだけ見せ合う。
良いも悪いも、極論いつなくなってもいい関係なのだから、そうなるのが当然だ。
辛いときに事情を話しても、面倒くさがられたり、突き放されたりした。
前向きに生きようとしているときに、足を引っ張られることもあった。
深い関係になる前に、付き合いは終わった。
そんな関係に愛などなかった。
個人的には、恋愛なんてただの性欲の美化だと思っている。
賛否あるだろうが、オレの本音である。
結婚は愛がなければできない
結婚は違う。
毎日毎日、いいところだけ見せ合うわけにはいかない。
お互いのイヤな部分とも向き合わなければならない。
それでもがんばって話し合い、我慢し合い、ちょっとずつ相手のことを理解していく。
気づけば、お互いがなくてはならない存在になっている。
楽しいだけとは違う。
苦しいだけとも違う。
強いて言えば、愛がある関係とでも言うしかない。
そういう関係こそが、何かあったときに支えになる。
どうしたってイヤなことをすべては避けられない人生で、それでも生きていく力になる。
「結婚しなくていい」という意見もあるが、個人的には結婚するべきだと思う。
結婚以外に、本当に愛がある関係を作ることができるとは思えないのだ。
ここでいきなり毎度の宣伝になってしまうのだが、結婚したい人はぜひともkindle本である「オレ様婚活術」を買ってほしい。
オレの愛ある家庭を維持するためには、ある程度の金も必要なのでよろしく頼む!
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恋愛相談サイト「やさしい恋愛相談所」に、投稿がだいぶ増えてきた!
この相談に対するアドバイスとかいいよね!
答えたのはだれだ?
あ、オレだわ!笑
ともあれ、こんないい感じのアドバイスがつくかもしれんので、恋愛とか婚活に悩んでる人はぜひ相談してくれ!
よろしく!