子どもが寝ない。
はや3か月以上、夜中に2度ぐらいは泣いて起きる。
そのたびにミルクをあげたり、オムツを変えたり、ゆらしたりしている。
主に奥さんがやってくれてはいるものの、同じ部屋で寝ているオレも隣で泣き叫ばれたら寝れない。
また時間帯によっては、オレが起きてしまった子どもの寝かしつけをしている。
とにかく、寝れないのはつらい。
つらすぎる。
何をやっても体が重い。
頭が痛い。
もう限界だ。
「大変だけど、子どもはかわいい」
子育てしている人からよく聞く言葉だ。
だが今のオレにはそうは思えない。
それどころか「産まなきゃよかった」という、絶対言っちゃいけないセリフが出かかっている。
あるのは義務感だ。
子どもを産んだのはオレたちなのだから。
オレは10代半ばから20代終わりまで、ずっと思っていた。
「こんなつらい人生を送るぐらいなら生まれなきゃよかった」と。
子どもだって同じように思うかもしれない。
そうなったとき、悪いのはだれか。
勝手に生んだ親だ。
自分たちが好きで生んだ以上、何があっても、どんな子どもであっても、育てなければいけないという義務感がある。
ただそれだけで、この地獄のような子育てをなんとかこなしている。
しかし疲れた。
本当に疲れた。
とにかく寝てほしい。
朝まで泣かずに寝てほしい。
隣で子どもが泣きわめく寝室の隣の部屋で、沸き起こるネガティブな感情と戦いながら、この記事を書いている。
子育てなんて、もうイヤだ。