ここ2~3年、海外ドラマを見ている。
見まくっている。
そして、またも傑作を見つけてしまった。
「ゲーム・オブ・スローンズ」だ。
主に、中世ヨーロッパ風であり王たちの争いを描いているのだが、そこに売れそうな要素をぶち込みまくっている。
魔法使ったり、ドラゴンが飛んだり、ゾンビが出てきたりね。
また、さまざまな場所で同時並行で物語は進む。
登場人物もメチャクチャ多い。
なので、話が読めない。
全く読めない。
だが決してテキトーではなく、いたるところに伏線が張られ、一つの物語としてつながっている。
その予想できないつながりが面白い。
そして、人物描写と起こる出来事がリアルだ。
実にリアルだ。
「この人が主役かな」と思うような登場人物が、あっけなく死ぬ。
「こいつは死ぬだろう」という悪人が生き延びる。
…と思ったら、やっぱりいい人は生き残ったり、悪人は死んだりもする。
というか、見ているうちにいい奴にも悪いところがあり、悪い奴にもいいところがあるのがわかってくる。
もはや、善悪の基準がわからない。
また日本的な起承転結の流れだったり、いい奴はずっといい奴的なわかりやすいキャラクター設定のような、一貫したご都合主義はまったくない。
きわめて現実的である。
だからこそリアルであり、共感できるし、驚くし、悲しいし、うれしい。
そこに、スパイス的にドラゴンだの、魔法だの、ゾンビだのの要素が加わる。
たまに「なんだこりゃ?」と思うことも起こるのだが、それもまた息抜き的に良い。
オレもさんざん有名な海外ドラマは見てきたが、「ゲーム・オブ・スローンズ」が今のところ一番面白い。
Amazonプライム会員なら、シーズン6まで無料で見れるのだが、わずか1か月でシーズン4が見終わった。
1シーズン10話だから、1か月で40話見てしまった計算である。
夫婦で見ているのだが、夫婦の会話の50%程度がなんとゲーム・オブ・スローンズの話題で占められてしまっている!
「インプが泣かせる!」
「何も知らない、ジョン・スノウ」
「まさかロブが…」
と見た人ならば言いたくて仕方ないであろう話を、ついついしてしまうのだ!
Amazonプライム会員の人はぜひ見てほしい!
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