「オレにはビジネスの才能がない、申し訳なくなるぐらいない」って記事を書いたとき、混乱してあれこれやったんだけど、「才能がない」で検索したりもしたんだよ。
色々出てきたんだけど、気になる意見があってさぁ。
ざっくり言うと「才能がないと言う人は努力してないだけ」みたいなこと。
結構な数の人が言ってんだけど…
なにキレイごと言ってんだろうね?
どんな分野であれ、才能の有無はある
才能がなくて、努力じゃどうしようもないことはある。
スポーツとか音楽とかわかりやすい。
運動神経がなさすぎてみんなができることさえできない人もいれば、運動神経が良くて何の練習もしてないのに上手くできちゃう人もいる。
音痴だったりリズム感がなくてまともに歌えない人もいれば、何もしてないのにプロ並みに歌える人もいる。
努力すれば多少はマシになるかもしんないけど、せいぜいマシ止まり。
上手くなってプロになるようなことはまずない。
スポーツや音楽じゃなくて、普通の仕事でもそう。
人に会うのが苦手な人が営業するとか、おおざっぱで数字が苦手な人が経理やるとかかなりムリがあるだろう。
努力してなんとかできるようにはなるかもしれないけど、「別のことをやったほうが上手くいくよね?」って話で。
才能がないことをがんばるのはムダ。
さっさと諦めて、別のことをしたほうがいい。
ということで、「才能がないと言う人は努力してないだけ」なんて意見はただのキレイごと。
そいつがたまたま運よく努力で上手くいく程度の才能があることばかりしてきたか、そう信じたいだけ。
才能がないとわかってからが勝負
才能の問題はあるけど、なきゃないでやりようはある。
自分が歌うのは下手でも、音楽に関わる仕事は他にもあるから、そういう仕事をするのもいい。
営業が向いてなければ、営業できる人を雇うでもいい。
才能がなくても、どうしてもやりたい、あるいはやらなければならないことはある。
だったら工夫するしかない。
ある意味、才能がないとわかってからが勝負!
オレもがんばるぜ!
才能がなきゃないでやりようはある!
そしてそれは、やみくもに努力することなんかじゃない!