昨日、子どもができて子なしの友達とは話が合わなくなったと書いた。
残念ながら、非常に仲が良い友達であってもそう。
ただ子持ちか子なしかで、価値観も、そして話も合わなくなる。
というか、ほとんどの人間関係はそういうものだと思うのだ。
人間関係に浅いも深いもない
オレは、友達は「量より質」だと思っていた。
だが子どもができて、「質」なんてのがいかに脆いかよくわかった。
ただオレが子持ちで向こうは子なしというだけで、仲が良かったはずの友達と話が合わなくなる。
逆にただ向こうも子持ちというだけで、大して仲が良くなかった知り合いと話が合うようになる。
思えば、今までもそうだった。
学校や会社が変わっただけで、ある趣味をやめただけで、仲が良い友達と離れたことは何度もあった。
また、ただ同じ学校、会社にいたり、共通の趣味があるというだけで、仲が良くなった人もいた。
そのように考えると、仲が良い人ってのは、今そのときその環境でたまたま仲が良いだけなのだ。
未来永劫、仲良く付き合い続けることなどほぼありえない。
どちらかにちょっとした変化があるだけで、あっさり付き合いはなくなる。
人間関係に浅いも深いもない。
ほぼ全ての人間関係は浅いのだ。
くっついたり離れたり、軽やかに生きる
ある環境ではくっつき、別の環境では離れる。
それならそれでいいんじゃないかと思う。
浅く広く付き合ってればいいのだ。
数がいれば、そのときどき合う人を見つけることぐらいはできる。
たまたま同じ環境になったら距離を縮め、違う環境になったら距離を置く。
軽やかにそうしていれば、それはそれで飽きない。
狭く深くは厳しい。
ムリに付き合い続けることになるか、いつか終わって何もなくなるかのどちらかだ。
人間関係は浅く広くしよう。
そのほうが気楽だし、楽しい。
ちなみに、そのときの環境うんぬん以前の問題で、どう考えても合わない人とも付き合えって話ではないのでご注意を。