一般的に上司って偉そうなことが多いじゃん?
自分が上司になってよくわかった。
偉そうになるというか、偉そうにしなてきゃいけないんだわ。
部下の話を親身に聞いてもナメられるだけ
出世して部下ができたから、どうやれば部下が動いてくれるか、色々試したわけよ。
最初は、今まで自分が上司に偉そうにされてイヤだったから、対等な立場で話を聞こうとしてみた。
するとどうなったか?
ワガママを言う部下が増えまくった。
「この仕事はやりたくない!」
「今、忙しいから手伝ってほしい!」
仕方なく手伝ってやったら、
「ヒマでやることがなくて困ってる!」
人がせっかく話聞いてやってんのに、なんなの一体?
そのとき、わかった。
基本的に、ほとんどの部下はそもそも仕事したくない。
そんな奴らから話を聞いても、前向きな意見など出ず、ただ「仕事がめんどくせー」みたいなことしか言わない。
つまり。
部下の話を真面目に聞いたところで、ワガママを助長する結果にしかならないのだ。
オレも大してやる気ないけど、それ以上に奴らにやる気はない。
呆れるほどに、ない。
ただ不機嫌にしていると、部下は真面目に仕事する
それがわかってから、部下とあんまり話せないようにした。
ムカついたってのもあるし、どうしたらいいかわからんってのもあってね。
ただ自分の仕事をするだけで、なんか聞かれても淡々と指示するだけの日々が過ぎていった。
すると、驚くべきことが起こった。
不機嫌そうにしてると、部下が勝手に真面目に仕事するのだ!
「オレ様さんが不機嫌そう!
なんか怖いから、真面目に仕事しないと!」
…ってなったようなのよ、どうやら。
このとき気づいた。
上司は偉そうにしてたほうが、部下は真面目に働く。
そもそも部下は仕事なんてしたくない。
対等の立場で話を聞いてやっても、上司をナメてラクをしようとするだけだ。
だが上司が怖いと、真面目に仕事する。
仕事はしたくないけど、怒られるのはもっとイヤだからだ。
これが多くの上司が偉そうにする理由だろう。
偉そうにしてないと、部下が真面目に仕事しないからだ。
こんなやる気のない奴らに囲まれるのはもうイヤだ
理屈はわかったが、釈然としない。
「上司が怖いから真面目に仕事する」なんて、なんとも悲しい生き方ではないか。
仕事している時間は長い。
よほど早く帰れて有給が取りやすい会社でも、正社員なら起きてる間の大半は働いているのだ。
人生の多くの時間を占める仕事が、ただただやりたくないものであり、楽しくしようという気もなく、スキあらばサボろうとするだけなんて、一体何が楽しくて生きてるのだろうか?
そういう人がいてもいいのだが、オレはイヤだ。
関わってるとこっちまで汚染されそうで耐えられない。
真面目な話、もう少し夢とか希望を持ってたいんだわ。
そういうつまんねー奴らに囲まれてるのが、心底イヤなんだわ。
本気で会社辞めないとな…。
マジでイヤすぎるわ…。