たまたま、国税庁から会社宛に送られてきた軽減税率の冊子を見た。
中身を見て驚いた。
軽減税率はひどい。
ひどすぎる。
基本、政治に無関心なオレでも腹が立つほどである。
なぜ新聞が軽減税率の対象になるのか?
そもそも軽減税率を実施する目的は、「低所得者に配慮する」ためだそう。
かなり調べたのだが、国が発表している文言がなんとたったこれだけしか見当たらない!
仕方ないので、マスコミや専門家の方々が書いていることから調べてみた。
消費税ってのは金持ちに有利で貧乏人が損すると。
所得税などは、所得に応じて払う割合が決まり金持ちほど多く貧乏人ほど少ないが、消費税は等しく万民に同じ税金がかかるため、軽減税率でせめて貧乏人が買いそうなものは税金を安くしてあげようって話らしい。
よくよく考えると、それが「低所得者に配慮する」ことにつながるかどうかも疑わしいが、明らかにひどいことがある。
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軽減税率の対象は食べ物飲み物と、なぜか新聞なのだ!
飲食物はわかるよ。
低所得者も買うしね。
でも、新聞買うか?
てか今の時代、新聞って必要か?
ネットで十分じゃね?
軽減税率は低所得者への配慮と言うより、新聞社への配慮のような気がしてならない。
いや、気がするじゃなくて絶対そうだろう。
裏でなんかやってるよ、これ。
いくらなんでも、ふざけすぎだろ…。
軽減税率のためにムダに税金を使い過ぎじゃないか?
他にもひどいことがある。
軽減税率の対象である飲食物だが、対象になるもの、ならないものがあって、実施するとなったら飲食物を扱う会社はめちゃくちゃ面倒くさそうだ。
消費税の表示も分けろと。
わけるのも大変だし、仕入れるのも大変だし、並べるのも大変だし、レジ打つのも大変だし、経理も大変だし、買う側でさえ大変だ。
なので、レジと受発注システムに補助金を出すのだそう!
自分たちが勝手に複雑な制度を作って、その上金も出してやると。
いくらなんでも茶番すぎるし、税金のムダ遣いにもほどがないだろうか?
てか、ここまでして軽減税率をやらなきゃいけない意味あるの?
新聞の消費税なんて上がろうが下がろうがどうでもいいし、食べ物にしたって安いスーパーで特売品でも買えばいいだけのような気がするし、やれこんな立派な冊子作ったり、補助金出したりするぐらいなら、その分どっかで税金下げろって話じゃね?
違う?
ホント、ひどい。
ひどすぎる。
気にしたって仕方ないのだが、それにしても軽減税率はひどい。
ありえない。