最近の話なのだが、会社で一定以上の役職者が集まる会議があった。
オレはこんな提案をした。
「取引先に『お客さんを紹介してほしい』と頼んだらあっさり紹介してくれて上手くいったので、他部署でもやったらどうか?」
それに対して、ある一人の部長が言った。
もはや意味がわからない
「そんな簡単に客は取れない!」
こいつは一体、何を言っているのだろうか?
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オレは自分の実例をもとに提案している。
オレが「簡単に客が取れた」と言ってるのだ。
すでに一回できていることなのだ。
それを「できない」って、こいつは何を言っているんだ?
できたことを、なぜできないと言い切っているのだ?
しかも、いきなりキレ気味に大声で言い放ったのだ。
もう意味がわからない。
あまりの唐突さと理不尽さに、反論することさえできなかった。
…いや、言ったところでムダだったろう。
理屈なんて通じるわけがない。
頭おかしい奴と関わるのが心底イヤだ
どうやら地球上には、姿かたちと一見振る舞いは人間らしいが、まともに「考える」ことができない生物が存在するらしい。
ここでは仮に「人間未満」と呼ぶことにしよう。
人間未満は、原始的な本能に基づいて行動するため、今まで自分がやったことがない新しいことを恐れ、全力で拒絶する。
「これ美味しかった!」と誰かが言っても、「毒があったらどうするんだ!」という風に考えるのだ。
理屈なんて関係ない。
そんな難しいことは考えられないからだ。
新しいことは批判される。
どんなに論理的に正しく、成功したことであってさえ、もはや批判になっていないような批判にさらされる。
なぜなら、この世には結構な数の「人間未満」が存在するからだ。
まぁ、人のこと…いや人間未満のことなどどうでもよくて、オレの知らないところで勝手に生きて勝手に死んでくれればいいのだが、オレの周りにいるのが耐えられない。
しかも人間未満を部長にするなんて、この会社どうかしてるんじゃなかろうか?
…
ムリだ。
もうムリだ。
一刻も早く、こんな人間未満が巣くう会社は辞めなければならない。
オレは、人間とだけ関わりたい。