1か月ぐらい前にヨガ教室に行ったとき、こんな話を聞いた。
「今の自分の心の様子を感じてください。
ムリにポジティブに考えたりしなくていいので、ただ『今、こんな風に思ってるなぁ』ということに気づいてください。」
なぜ心の様子を感じる必要があるのかわからないけど、きっと深い意味があるのだろう。
そう思って、日常生活をする中でも「ただ自分の心の様子を感じる」「自分の気持ちに気づく」ことを意識して行ってみた。
そしたら、ただそれだけで、なんとも生きやすくなってきたのである。
自分が俯瞰して見れる
何か気持ちに変化があるたびに、それに気づいて頭の中で言語化してみた。
「今、オレは怒っている」
「面倒くさいと思っている」
「足の裏が痛い」
って感じでね。
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すると、なんというか、自分が客観的に見れるようになってきたのだ。
今までだったら、怒ると「あのヤロー、ぶっ飛ばしてやる!」みたいにエスカレートしていくのだが、ただ「オレは今、怒っている」とワンクッションいれるだけで「あぁ、そうか、今オレは怒ってんだなぁ」となるのである。
他人事のようになるというか、感情に振り回されないというか、そんな感じだ。
人生がゲームのようになる
自分の気持ちに気づくことを繰り返すと、どんどん自分とそれを見ている自分が分離していく。
なんだろうな、ゲームをしているような感覚が近いんだよね。
「あぁ、オレは今、疲れているな。
ちょっと休んで体力を回復させるか。」
「おっと、ちょっと今やってることに飽き始めているな。
他のことをするか。」
「オレは今、怒ってるな。
さて、どうしたものかな?」
本体となるオレがどこかにいて、現実にいるオレを操っているような感じだ。
で、この感じでね、生きやすくなってるんだよ。
自分が客観視できるから、自分の感情に振り回されずに冷静に対応できるんだよね。
「ムカつく!→クソムカつく!!→ぶん殴ってやる!!!」
とはならなずに、
「ムカつく!→…あぁ、ムカついてるんだな、オレは→どうしたらムカつく気持ちを抑えられるか?」
っていう発想になるわけ。
やることは、ただ自分のそのときの気持ちを言語化するだけなので簡単。
興味がある人はやってみよう。
そしてやはりヨガは深いので、みなさんやりましょう。