子育てが楽しいかと言われればそうだが、いつでも楽しいものではない。
人によっては、むしろ子どもがいないほうが人生楽しめるかもしれない。
(関連記事:「子どもがいたほうが幸せ」とは言い切れない)
だがやり方によっては、子育て以外の人生をも楽しめるコツが、子育てにはあるように思っている。
順を追って書いていこう。
子どもはかわいいが、子育ては大変だ
子どもはかわいい。
自分の子どもは特にかわいい。
本能のなせる業か。
オレはしょっちゅうそう思っている。
だが、いつもいつもかわいいわけではない。
理由もわからず、何時間も泣き叫ばれたら、さすがにイライラしてくる。
外でやられると、周りにも迷惑がかかるので、さらにキツイ。
夜中に何度となく起きられたら、寝不足で心も体もやられる。
子育てが楽しいとは、さすがに思えないときももう何度もあった。
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実は何も気にする必要がない
あるとき、はたと気づいた。
子どもが泣き叫んでも、気にする必要などない。
あれこれしてれば、いずれは泣き止む。
面倒くさくなったら、ほっといても泣き止む。
周りは子どもの泣き声などそんなに気にしていない。
昔の自分を振り返ると、子どもの泣き声を聞いても「うるさいなぁ」とその場で一瞬思うぐらいで、すぐに忘れていた。
夜中に起きて寝不足が続いたら、会社を休んでしまえばいい。
一日二日自分がいないぐらいで、会社も仕事もどうにもならない。
子どもなんて、そのうち勝手に成長する。
超テキトーな親でも相当バカな親でも、子どもが死なない程度の子育てはできている。
軽く考えればいいのだ。
子どもがいるからこそ、楽しい
そんなことに気づいたら、子どもがいても自分の好きなようにしたいと思えてきた。
「子どもがいると場所も取るし、泣いたら迷惑だから」と外食を控えていたのだが、開き直って行きたい店に家族で突入する。
すると、お店の人は皆親切で、イスをどけたりして席を作ってくれる。
子どもも、知らないところで緊張するのか、おとなしくしている。
「なんだ、外食ぐらいできんじゃん?」
たかが外食だが、今まで不安でできなかった分、達成感があってうれしい。
そういうことは結構あって、今度旅行に行く計画をしてるんだけど、楽しみだよね。
ただ奥さんと二人で行くより、冒険感あるしね。
あと奥さん見てると、近所の子育てイベントに参加したり、あまり連絡を取ってなかった子持ちの友達と会ったりして、人づきあいを広めている。
こういうのは、子どもがいるからこそだよね。
子育て以外も同じではないか!
ここまでのことをまとめよう。
子育てを通じて、オレは三つのことを学んだ。
「気にしないこと」「自分がやりたいようにやること」「置かれた環境のいい面を見ること」である。
人生この三つができれば、大体何でも楽しめるのではなかろうか?
例えば仕事は、気楽に構えて、自分がやりたいことをやり、今いる会社のいい面をみるようにすれば、楽しいじゃないか?
子育ては、試行錯誤すれば楽しい。
そこでの成長は、人生の他の面でも生きる。
子育ては学びが多く、学べばそれだけ人生も楽しめる。
ということで。