生まれてすぐは、「子育てなんてラクショーだ」と思っていたのである。
3時間おきの授乳はあるにせよ、それ以外の時間は一人で静かに寝ている。
「親に似ておとなしいんだな」などと、呑気に思っていた。
豹変したのは、生後2週間が過ぎた頃。
寝ずに泣き続ける
そう、まさに「豹変」という言葉がしっくりくる。
何をしたわけでもないのに、急に、起きている間ほとんど泣き続けるようになった。
泣き止まそうと、おっぱいやミルクをあげてみたり、おむつを替えたり、ネットで調べた通りに揺らしてみたりしたのだが、全く効果がない。
もちろん、泣いているので寝ない。
昼間はまだしも、夜も寝ずに泣き続けるのは辛い。
自分たちが寝れない。
どのぐらい寝れないかというと、2~3時間おきに授乳があり、そのたびに子どもが泣いて起きる。
赤ちゃんはまだ消化器官が小さく一度にそんなにおっぱいが飲めないそうで、そのぐらいの間隔で欲しがるのだ。
30分授乳し、寝かしつけ…というか、子どもが疲れて寝るまであれやこれやして1時間かかるとなると、連続で寝れるのが1時間ぐらいしかない。
そんな日がずっと続くのである。
夜寝ないなら昼間寝ればいいと言われても、そういうわけにはいかないことも多い。
そもそもオレは昼間は働いている。
寝不足にもほどがある。
あれは辛かった。。
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「赤ちゃんがピタリ泣きやむ魔法のスイッチ」が効いた
子どもが泣いて寝てくれないのが辛すぎて、対策を色々と調べた。
たまたま、アマゾンのレビューが良い「赤ちゃんがピタリ泣きやむ魔法のスイッチ」という本を買った。
これが効いた!
非常に効いた!
おくるみにくるむ、頭を細かく揺らす、砂嵐の音を聞かせるなど、子どもを泣き止ませて寝かせる方法が書いてあるのだが、見事なぐらい書いてある通りになった!
おかげで、お腹が空いて泣いて起きても、授乳後30分以内には寝かしつけられるようになった。
それでも寝不足は寝不足だが、以前よりはだいぶマシである。
「こうすれば寝る」という安心感が与える影響も大きい。
そんなこんなで、生後3か月ぐらいには泣かずに起きていることができるようになり、一人で寝てくれるようにもなり、久しぶりに平和な夜が増えてきたのである。
だれも教えてくれなかった
しかし、子どもが寝ずに泣き止まないのがこれほど辛いとは知らなかった。
言っても生後数か月のことで親たちも忘れてしまうのか、個人差も激しいせいか(いつでも置けば寝る子どももいるらしい)、だれも教えてくれなかった。
さらに寝かしつけの方法も、医学的な根拠はなく、経験則的なものに頼られがちなせいか、医者に聞いても、ネットで調べても効果があるものはなかった。
それどころか、「赤ちゃんがピタリ泣きやむ魔法のスイッチ」の方法を、医者に否定されたことさえあった!
じゃぁお前が寝かしつける方法を教えろよ!
「そのうち寝るようになるから」って、その前にこっちが倒れるわ!
ともあれ、今のところ子どもが寝ずに泣き続けるのが子育てで最も辛く、「赤ちゃんがピタリ泣きやむ魔法のスイッチ」でなんとか乗り切ったということで。