四年弱書き続けた「オレ様リーマンの非ジョーシキ恋愛入門」が終わったのだが、残念なような、仕方ないような感覚に襲われることがある。
結局、世の中のおかしな恋愛観を変えることはできなかった…ってね。
当たり前のことしか書いていない
ずっと同じことばかり書いた。
いい相手と出会うには出会いの回数を増やすしかない。
高望みは成立しない。
合わない相手とは別れよう。
性格より外見が重要。
独身で幸せな人は少ない。
その他もろもろ。
…何かおかしなことを言っているだろうか?
少し考えれば、周りを見渡せば、わかることではないだろうか?
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世の中は変わらない
だが、オレの言葉はほとんどの人には響かなかった。
焦ってもいい出会いがない。
恋愛も結婚も我慢が必要。
見た目より、中身。
独身だからこその幸せもある。
勝手にイケメンが自分を好きになるドラマやマンガや映画だらけ。
否定はしないが、常識かのように言われてしまうのはどうかと思うのだ。
「なんでわざわざ我慢することが前提で結婚なんかしなきゃいけないのか?」とかね。
さまざまなウェブメディアに露出してもらったのに、人気があるのは結局、こういったことを言っている人たちである。
さも現実的なアドバイスをしているように見せかけたり、なんかキレイごとっぽくごまかしながらね。
ほとんどの人は現実なんて知りたくないし、面倒なこともしたくない
結局、多くの人が望んでいるのは、「現状維持」なのだ。
婚活なんて面倒な上にかっこ悪いことはしたくない。
合わない相手でも、別れて次を探すのは面倒だから、「我慢が必要」と言い聞かせたい。
がんばらないと結婚できないから、「独身でも幸せ」と思い込みたい。
でもどこかで、「だれかが自分を幸せにしてくれる」と希望を持ちたい。
世の中は、そういう人が多数派なのだ。
現実なんて知りたくないし、面倒なことは何もしたくないし、でも自分に都合のいい夢だけみていたいのだ。
四年弱書き続けて、薄々気づいていた事実を再確認した。
オレの文章でがんばった人は例外でしかないのだ。
もう世の中を変えようなどとは思わない。
万に一つも期待しない。
ただ少数派のあなたとどこかでつながるためだけに、ブログを書き続けようと思う。
あと、よかったらオレのKindle本買ってくれ。笑