「焦ってはいけない」って、まぁ一般的に言われてることだよね。
なんであれ、焦ると失敗しやすい。
肝心なことを忘れたり、うっかり間違えたりする。
だから、焦ってはいけない。
ただ、世間的には「焦る」とは違うとされてても、「それってつまり、焦ってるってことでしょ?」ってことがあると思ってて。
そういう話も含めて、今日はとにかく焦っちゃダメだよね?ってことが言いたい。
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勢いとか縁とかダメ
「結婚は勢い」とか「こういうのはご縁だから」なんてのも、焦りの一種だと思うんだよ。
いやだって、「勢い」とか「縁」ってそもそも何だよ?って話で。
結婚なんて、この先死ぬまで一緒に暮らす可能性がある人を選ぶのに、「勢い」なんていらねーじゃん?
考えられる限り考えるべきじゃん?
不動産屋回ってたときによく「住むところは縁ですから」とか言われたけど、家賃にせよ住宅ローンにせよ高いわけだよ。
「縁」なんて、もやっとしたことじゃ決められねーよ。
情報を集められる限り集めて、比較できるところまで比較しまくってから決めたいわ。
つまりさぁ、勢いとか縁とかも焦りなんじゃないかって。
とにかく、早く決めたい。
だから、勢いとか縁とかそれっぽい言葉を持ち出して正当化して、ろくに考えずに決めてしまう。
時代に合わない本能
ところで、そもそもなぜ人が焦るかって、オレは本能的なものだと思う。
本能ってのは、要するに生き延びるために必要な感情や行動のことだとオレは思ってて、焦ることも昔は役に立ったんだと思う。
森でクマにあったら、とにかく逃げなきゃいけないじゃん?
悠長にどうするか考えてたら、その間に食われるじゃん?
今クマに襲われるようなことはまずないのに、本能的に焦ることだけは残ってて、何かしらストレスを感じるとすぐに焦って何かしらやらかしてしまう。
別に遅れたら事情を説明して謝ればいいだけなのに、何が何でも時間通りに行こうと走ってコケるとかね。
勢いで結婚したり、縁で家を決めちゃったりね。
焦らないと困るような場面はほっとんどないのに、それでも焦ってしまう。
もう焦った時点で、「絶対に焦らない」と決めるぐらいの覚悟で生きてたほうがいいんじゃないかと思うわ。
とりあえず、焦って得したことは、思い返す限り一つもない。