子どもができて、育児について書かれた文章を読む機会が増えたのだが、旦那に対する不平不満は非常に多い。
「育児を手伝ってくれない」
「余計な口出しをしてくる」
「がんばってるのに、全くいたわってくれない」
というようなことが、面白おかしく、あるいは深刻に書かれている。
「まぁ、ネットはネガティブなものが集まりがちだからな」
と思っていたのだが…
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本当に旦那は手伝わないらしい
先日、病院がやっている育児指導に行ってきた。
するとそこでも、旦那の話が出た。
「旦那さんにはあまり期待しないでください。
少しでも手伝ってくれたらラッキーと思ってください。」
ここに至って、オレは確信に近いものを持った。
「本当に多くの旦那は育児を手伝わないのだ」と。
オレには実感がない。
自分がやってるからだ。
育休は取ったし、土日の家事はほとんどオレがやるし、平日もお風呂に入れるのと夕飯の準備・片付けはやっている。
だが、多くの旦那はそうではないようだ。
人を動かすのは難しい
なぜか考えていたら、両親のことが思い浮かんだ。
親父が定年になって家事を手伝い始めたのだが、最初はケンカが絶えなかった。
母「ちょっとあんた何やってんの!
そんな切り方したら危ないでしょ!」
父「うるさいな、少し静かにしてくれ!」
母「あぁあぁ、これじゃぜんぜんダメ…」
父「お前がちゃんと教えないからだ!」
ウチの両親が特別なわけではなく、家事にせよ育児にせよ、旦那に手伝ってもらおうとしたらこういうことになるのではないか?
つまり、奥さんが旦那に手伝ってもらう方法が良くないのではないか?
だから旦那が手伝わなくなるのではないか?
人に何かをしてもらうのは難しい。
「ヒマならこれやって!」なんてぞんざいに頼まれたら、やりたくなくなる。
仕方なくやっても「そんなやり方じゃダメ!」なんて言われたら、ますますイヤになる。
あるいは「手伝ってほしい」と言わずに、「私が忙しそうにしてるのに、なんで手伝ってくれないの?」と勝手に思ってるとかもありそうだ。
ちなみに女性だけでなく男性もそうで、会社のおっさんとか部下への指示の出し方がひどかったり、放置だったりは良くある。
人を動かすのは難しいのだ。
旦那に手伝ってもらう方法
ということで、ほとんどの女性は旦那に手伝ってもらうのはムリだと思うのだが、やる気のある女性のために、手伝わせる方法を伝えておこう。
まずは頼む。
「ヒマならやって!」じゃなくて、「時間があるなら、〇〇をしてほしい」とソフトかつ具体的に。
手伝ってもらっても、すぐにできるとは思わないこと。
いつも家事や育児しているあなたとは違う。
旦那は素人なのだ。
できなくても怒ったりせずに「ここはこうして、あぁして」と丁寧に根気強く教えること。
そしてやってもらったら、褒める。
ヒマならやるのが当たり前、出来が悪いなどと思わずに「ありがとう!助かった!」とね。
言うと簡単だが、工夫と根気がいる作業だ。
でも人を動かすとはそういうことだ。
最後に、何度となく勧めているが、旦那に手伝ってもらうことも含め、人に何かをしてもらうならこの本しかない。
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新コラム!
結婚は人生決めるぐらいのインパクトがあるからね。