「奥さんが怖い」とか「結婚してから嫁が太った」とか、男同士の会話でよくある。
冗談のような、悪口のような。
…いや、悪く言ってんだから、悪口ではあるな。
しかし、なんでそんなことを言うのだろうか?
大変だった
結婚して数年経って、夫婦の仲は順調すぎるほど順調である。
ただ、ここまで来るのには苦労した。
大してモテない上に、賢すぎるオレを理解できる女がほとんどいないから、相手を見つけるにも必死だった。
奥さんと出会ってからも、関係を維持向上させるために、時に我慢し、時に言うべきことは言い方を考え勇気を出して伝えてきた。
大変な思いをして築き上げた関係である。
悪口なんて冗談でも言えない。
まして、知り合いとの話を盛り上げるなんて、どうでもいいことのためにはね。
悪口でしかない
「まぁまぁ、ただの冗談だよ。
そんなムキにならなくても。」
なんて思われるかもしれないが、それこそがクソな考え方である。
冗談だろうが何だろうが、人を悪く言ってるのだから、悪口であることに変わりはない。
知らないところで自分の悪口言われて、気分いい人いるか?
あるいは目の前でコバカにされて、一緒になって笑えるか?
大なり小なり、ムカついてると思うぞ、オレは。
悪口言って喜ぶなんて、バカがやることだ。
ま、バカなんだろうけどね。
謙遜マジクソ
こういう話って、日本のクソ文化が影響している気がする。
「愚妻」なんて言葉もあるしね。
てか、テメーの奥さんを愚かなんて言うんだぜ?
頭おかしいと思わねーか?
こういうのが「謙遜」だっての?
テメーの所有物でも何でもない家族をバカ扱いして、それが礼儀ですか?
社会人として正しい態度ですか?
謙遜なんて美徳でも何でもない。
バカがバカに媚びを売るための、気持ち悪い悪習だ。
相変わらずバカだらけの国、日本。
う~ん、心底嫌いだ。
…いや、バカなのは人類かな?
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新コラム!
話し方って意外に意識されてないんじゃないかと。