昇進して、研修や会議に出ることが増えたんだけど、あることを言うと褒められることが多い。
「仕事ができる人」っぽい印象を与えているらしい。
経験則でしかないが、書いておこう。
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よくある脱線
なんであれ話し合いの場では、よく話が脱線する。
例えば、AくんとBくん、どちらを出世させるかという議題があったとすると、
「Aくんは人を育てるのが苦手なんだよなぁ。」
「そうそう、前の部署でも全部自分でやっちゃってましたもんね。」
「そういえば、Cくんもそういうところが…」
「人事考課にもっと人を育てる項目をいれたほうが…」
おいおい、話がぜんぜん関係ないCくんと人事考課に移っちゃったじゃないか?
…みたいなことが起こる。
結構起こる。
耐えきれなくなって、オレが言う。
道筋を作る
「あの、議題はAくんとBくん、どちらを出世させるかですから、とりあえずAくんとBくんの良いところ悪いところを出し合って、総合的にどちらがいいか考えてみてはどうでしょう?」
話を戻す。
というか、目的に向かった話し合いになるように、話の道筋を作る。
すると「あぁ、たしかに」みたいな雰囲気になって、話が進む。
似たようなことを実際何度となくしてきたのだが、
「いや~、頭いいですね!」
「オレ様くん(仮)みたいな人、ウチにもほしいよ。」
と結構言われるので、あぁこういう話し方が仕事ができると思われるんだな、と。
脱線した話を戻し、目的にそった話し合いになるような提案をすることが。
単に性格的に、目的からそれたことに我慢ならないのである。
だからもう何の会議だろうが、つい言ってしまう。
オレにとってはそれだけなのだが、良い印象を与えるようである。
できそうな人はどうぞ。