ブログ書いてると、感謝されることは多い。
「勇気が出ました!」とか「スッキリしました!」とか「役に立ちました!」とかね。
でも正直、あんまりうれしくない。
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自分のため
Netflixで「あいのり」見てたら、ミャンマーでボランティアで働く日本人医師の方がメンバーに話すシーンがあって、こんなことを言ってたんだよ。
「患者に感謝されるのがうれしくてやってる、って思うでしょ?
違うんだよ。
自分のためにやってるんだよ。」
あぁなるほどな、って思った。
感謝って、言い方良くないかもしんないけど、慣れちゃうんだよ。
何度もされると、何も思わなくなるんだよ。
じゃぁなんでブログ書くかって、「今日のテーマは鋭い!」「たとえがわかりやすい!」「文章の流れがいい!」みたいに思えて、自分が面白いから。
上手く書けない日もあるんだけど、だからこそもっとがんばろうって思えたり、上手く書けた日の喜びが増す。
全部自分のためなんだよ。
狙うとおかしくなる
三年ぐらい前、ブログのアクセス数が急増していくときは、感謝されるのがうれしかった。
普通に生きてて人に喜ばれることなんて、そんなになかったしね。
だから「こういう記事がウケるんじゃないか?」とか「もっとアクセス数を増やすにはどうすればいいか?」って、真剣に調べてやってみた。
多少は上手くいったんだけど、思い通りにはならなかったね。
「オレが褒めてほしいのはそこじゃない!」とか「こんなにがんばってるのに他のブログよりアクセス数が少ない!」とか、あげくの果てには批判してくるような人も増えちゃったりしてね。
人のためと思っても、人の反応はコントロールできない。
やればやるほど、ストレスがたまるばかり。
自分以外の人に働きかければ、だれかしらには感謝されて、別のだれかには批判されて当たり前。
人の反応なんて気にせず、自分がやりたいことかどうかだけ考えないと。
とにかく人を喜ばせることに、自分の喜びはないと思ったほうがいい。