社会人二年目のときに読んだ、高学歴でホストをしていた方の本に、
「エリートにも不良にもなれなくて」
と書かれていて、非常に共感したのを今でも覚えている。
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ハマれない
当時、居場所がないと感じていた。
大企業というエリートだったが、どうもその路線にハマれない。
世間的には勝ち組だが、仕事は人が多い分あまりにも歯車的でやりがいはなく、会社都合で配属も異動も転勤も決まる。
それで給料はせいぜい中の上。
いい家なり、いい車なりを買ったら、生活は並み。
稼いでいるフリーランス、中小企業の社長からしたら、全く金持ちではない。
じゃぁエリートじゃなければいいかというと、そうでもない。
大学時代にしていたホストの世界も、面白かったがハマれなかった。
「世間にはじき出されてここにしか居場所はない」ような切迫感は共有できなかったし、努力や我慢をほとんどしない姿にもなじめなかった。
オレはオレ
何かにハマろうという意識が強かった。
人生にモデルがあると思っていた。
よくある自分探しというのは、そういうことではないだろうか。
世間的にかっこいいとされていたり、だれか先例がいたりする生き方の中に自分が求めるものがあって、真似しようとすることではないだろうか。
今は違う。
エリートでも、不良でも、ブロガーでも、プログラマーでもない。
オレはオレである。
先例はないし、カテゴライズもできない。
しかもどんどん変わる。
その時々、好きなことや興味があることを迷わずにやる。
周りからどう思われるかなど知ったことではない。
…と心の底から思っている今、自分探しは終わったようである。
オレは来年も好き勝手に生きる。
お前らも勝手に生きろ。
良いお年を。
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口コミサイトのコラムも今年最後の記事を書いた!