思えば、遠くに来たものである。
結婚したし、子どもができたし、副業で全く金に困らなくなったし、ブログに「翻訳して」「コラム書いて」と書くだけで人が集められるようになったし、ヨガで肩こりがほぼ完治したし、大嫌いな会社の飲み会にも全く行かなくなった。
その時々の目標は、「独立する」を除けば、すべて達成している。
だがしかし…
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うれしいのは一瞬
今「幸せか?」と問われれば、確かに数年前よりは幸せである。
だが毎日毎日、そう思っているわけではない。
いやだって、それが普通だから。
確かに副業で金に困らなくはなったが、「金の心配をしなくていいって、ホント幸せだなぁ…」と思っていたのは数日とかせいぜい数か月の話。
あとは「早く独立しなければ」と焦るばかりである。
どんなに高い目標を達成しても、うれしいのは一瞬。
あっという間に、ただの日常になる。
過程を楽しむこと
と考えると、人生の大部分は過程なのだ。
何かを達成してもそこで終わりではない。
つかの間の達成感を味わったら、また次の目標に向かってがんばるしかない。
過程である、今この瞬間が人生の99%以上である。
だから過程を楽しくしなければ、人生が楽しくならない。
目標に向かっているときは、焦ったり、落ち込んだりすることばかりである。
遊んでいるときでさえ、あれをやらなきゃ、これをやらなきゃと不安になる。
そんなときほど、言い聞かせるようにしている。
「今この瞬間を楽しまなければ意味がない」と。
不思議なもので、そう思っているとまるで人生がゲームのように思えてくる。
「山あり谷ありだから面白い」「休憩してHPとMPを回復させなきゃ」なんてね。
「人生は一生過程である」と折に触れて意識することが大事だと、オレは思う。