毎週、恋愛・結婚についてのコラムを書いている都合上(「オレ様リーマンの非ジョーシキ恋愛入門」連載一覧 | ココロニプロロ|恋愛×占い)、隙あらば人の恋バナを聞き出すようにしている。
どうやって?
何も難しいことはしておらず、ある程度仲がよい女性に聞くだけだ。
「彼と最近どう?」
「昨日のデートはどうだった?」
って感じで。
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聞けば、いくらでも語ってくれる。
いやだって、多くの若い女性が一番興味があるのは恋愛だ。
だれかに話したくもなるだろう。
ただ質問して、ふんふんうなずきながら聞いてるだけで情報は手に入る。
言いたいことが言える相手と思ってもらって、さらに好意的に見てもらえる。
そう、今日はそこが言いたいのだ。
相手が話したいことを聞けば、人に好かれる。
オレはおそらく、会社の中で一番若い女性陣と仲が良い。
恋バナもそうだし、会社の愚痴など相手が今一番興味がありそうなことを考えて、聞くようにしているからだ。
だが会社の他の人たちが何を話してるかって、せっかく「彼氏がいる」と話してもらったのに、話をそらしていじり始めたりするのである。
「ホントに?お前が付き合ってると思ってるだけじゃないの?」
「なになに、どんな男?かっこいいの?」
こいういうこと言う男いるけどさぁ、面白いっつーより不快だと思うのはオレだけかね?
じゃぁ女性陣ならいいかっつーとそうでもなくて、ロクに話も聞かずに余計なアドバイスを始めたり、うんうん聞いてはいるけど興味ないのかなんなのか、話を変えたりしているのである。
折に触れて紹介している「人を動かす」には、こんなことが書かれている。
「釣りをするのに、自分が好きだからとケーキを餌にする人はいない。
だが人間相手だとそれをやってしまうのだ。」
相手が話したいことではなく、自分が話したいことばかり話そうとする人は、どうやら非常に多いようだ。
「人を動かす」を早10回以上読んでいるオレからすれば、相手が興味があることを聞くなんて人に好かれるための常識のようなものなのだが、意外にわかっていない人が多いと思って書いてみた。