「あの子、ちゃんと化粧すればもっとかわいくなるのに」
大学時代、共通の知り合いを指してある女性が言っていたことである。
ずっと引っかかっていた。
なぜなら、「あの子」は化粧しなくても十分かわいかったから。
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先日、電車の中で20代ぐらいの女性2人が話しているのが聞こえてきた。
「あの人のメイク変だよね!」
「服がなんか古いよね!」
そのとき、腑に落ちたのだ。
一部の女性は、メイクやファッションで勝ち負けを競っているのだ。
イケてる、イケてないで憧れたり嫉妬したり、優越感に浸ったり見下したり。
オレも10代後半から20代前半ぐらいまでは、そういう感覚も少しはあった。
オシャレな人と仲良くしたい、ダサイ奴とは一緒にいたくない、ってね。
20代後半ぐらいから、そういう感覚はすっかりなくなってしまった。
あまりにも小汚いような格好はどうかと思うけど、普通前後ならなんでもいい。
最近になると、いい年で若作りみたいになっちゃってるオシャレおじさんって正直どうなの?と。
忘れてたけど、「あぁ、あの感覚が一部女性にとっては根深いんだな」「スッピン以上に大事な人さえ結構いるんだな」と気づいたのである。
良いとか悪いとか言いたいのではない。
男のオレにはあまり関係がない話だし、人の勝手だ。
裏で何を言われているかわからないが、女性同士で面と向かって「その服、ダサッ」みたいに言うこともないだろう。
興味がない女性からすると、「そんな人いるんだー」「言われてみればそうかも」ぐらいの話だと思う。
気づかないぐらい、害はない。
ただ、きつそうだなぁ…とは思う。
競い合いの人間関係ができてしまいそうだし、そこで戦っても得なことはあまりないような…
さらには、結婚も旦那のスペック争いに発展し、育児も子どもにかけた金とか出来を競い合うようになりそうな…
いやいや、勝手すぎる想像ですな。
失礼しました。
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新コラム!
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