この前、人事に言われて合同就職面接会に行ってきた。
新卒求人している企業がブースを作り、就職活動中の学生と話すやつだ。
就職活動かぁ…なつかしい…
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就職活動中ふと、
「こういうの、ずっと続くの?」
と思った。
高校受験があり、大学受験があり、どれも世間的には大した結果を出してきたわけだが、今度は就職。
難易度は徐々に上がる。
高校受験は地元内での争いだが、大学受験は全国区になるし。
それでもまだ勉強だけだからよかったが、就職となると今度は内面まで見られる。
見た目、立ち居振る舞い、学生時代何をやってきたか…
会社に入ったら入ったで、今度は出世競争。
しかも、いい会社に入れば入るほど、出世すればするほど、周りもできる人だらけになっていく。
どんどんどんどん、勝つのは難しくなる。
「うわー!バカバカしい!」
…とそんなことを思っていたから、「独立する!」とか言って会社を辞めて、結局できずに中小企業に勤めながら文句言ってるのが今である。
しかし、世間に認められるようにしようとすると、多大な努力と我慢が必要になるというのは、さまざまな場面でそうだ。
どう思うかは人それぞれだが、オレの中でそれ勝ちとは言わない。
多少ならいいが、努力と我慢を延々続ける人生など、生きてる意味さえわからなくなりそうである。
というか、事実そうなった。
だが小さな勝ちなら割と簡単に転がっている。
大きく認められなくても、限られた人に認められるだけなら、ある程度稼ぐだけなら、そこまで努力も我慢も必要ない。
競争しない。
オレらしく勝つために。
ということを、人気はあるけど汚い焼き鳥屋の親父が、実はBMWに乗ってるのを見て思ったのである。