「グミ・チョコレート・パイン」という小説がある。
筋肉少女帯の大槻ケンヂさんが、おそらくは自身の学生時代を元に書いているのだが、今で言うスクールカーストの底辺、暗くてイケてない映画オタクの主人公が執拗に繰り返す思いがある。
「映画は詳しい!だが、オレはモテない…」
わかる、気持ちはよくわかる。
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オレも非常に暗い高校生活を送っていた。
友だちは少ない、もちろんモテない、面と向かって言われるわけではないけど周囲からは「暗い」「ダサい」とされていた。
…ったく、あのど田舎の少々偏差値高いだけのチンカスどもが。
過去にタイムスリップして全員ぶん殴りたい。
おっと、話がそれた。
失礼。
とまぁ周囲から見下されていると、人は変なところでプライドを保とうとするらしい。
オレの場合は、「文学は詳しい」「ロックは詳しい」だった。
詳しくなるたびに、文学やロックに詳しくない、普通の人たちをバカにするような思いが芽生えていった。
さらには、どんなジャンルであれ、ミーハーが大嫌いになった。
冷静に考えれば、ミーハーだろうがなんだろうがその人の勝手であり、嫌う理由はない。
だが、ミーハーではない自分でいることでなんとかプライドを保っていたために、そのときは嫌わざるを得なかったのだろう。
今でもその思いが残っているのか、人に流行りの本や音楽、映画などを勧められると、自然と反感を覚えてしまう。
「そんなミーハーなもん、興味はない」ってね。
このままではよくないと、ずっと思っていた。
勧められるたびに反感を持っていたら、人間関係に支障が出かねない。
また、人と趣味があったほうが、単純に面白い。
というわけで、がんばって人と趣味を合わせようとしている。
最近、妻に勧められた海外ドラマ「ブレイキング・バッド」を見ている。
ドラマについての話もできるし、そもそも見ていて面白い。
あと、読者の方に勧められた森博嗣さんの小説も読んでいる。

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これまた面白い。
会う機会があれば、話のネタにもなる。
「なぜ人と趣味を合わせるだけで努力が必要なのか…」と自分でも思うが、意識しないとできないのだから仕方ない。
役に立たないプライドは、がんばってでも捨てたほうが、人生楽しい。
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