歌舞伎町は、自分の殻を破った初めての場所だ。
勉強はなぜか何もしなくてもできたので、苦もなく地元の進学校に入学。
ストレートで有名大学にも合格。
わかりやすいエリート路線を突っ走っていた。
…傍から見れば。
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エリートな生き方ってのがどうにもこうにも全く肌に合わない。
真面目な人だらけだと、なんか飽きる。
人を見下して優越感に浸る趣味がない。もちろん、エリートに多いそういう輩にも共感できない。
何もしなくても世の中のバカどもに嫉妬される。
人を上っ面でしか判断できないバカが寄ってくる。
その他もろもろ…。
合わないと思いつつ、見た目をちょっと派手にするぐらいのことしかできなかった。
だが大学4年のあるとき、失恋をきっかけにヤケクソでホストのバイトを始めた。
「もうどうなってもいいや」と。
しかも、日本で一番柄が悪そうな町、歌舞伎町で。
頭おかしい女から罵声を浴びせられたり、ヤクザに追いかけられたり、元ヤンだらけの店でキレやすい先輩に絡まれたりと、まぁ大変なことも多かったんだけど、解放感があった。
今までは「頭いいからこの学校」みたいに親や世間の言いなりになってきたけど、ホストは初めて自分で自分の道を選んだ気がしたから。
始めたときにはもう就職も決まってたし、バイトだから週3日だったし、3ヶ月しかやってないから、気楽にいい思い出だけが残ってるのかもしれない。
でもなんか、そのときの自分の殻を打ち破った「気」みたいなものが、歌舞伎町に残ってるように思う。
今行くと、ゴミゴミしてるし、キャッチは鬱陶しいし、マナーの悪い奴らが多い上にマズイ店ばっかりで、全然いいとこじゃない。
なのに、行くと元気になる。
論理的な説明はできないが、何かを成し遂げた場所には、そのときのパワーが残っているのだと思う。
だから、イヤなことがあったとき、新しいことを始めるとき、ついつい歌舞伎町に行ってしまう。
昔の自分に後押ししてもらうために。
そして、同じような力を持つ場所を作るために。
ちなみに、よく行くのは立ち食いそば屋だったりする。
立ち食いそばで1000円もかからないのに、食べログの点数が3.5超えと驚異的である。
実際、美味しい。
店内も割りとキレイ。
さらには普段滅多に会えないであろう柄の悪い人がいたりで、ある意味楽しい。
興味がある人はぜひ。
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