さかのぼること、十数年前の大学時代。
日本が誇る歓楽街、歌舞伎町でホストのバイトを3ヶ月ほどしていた。
そう、たった3ヶ月。
なのに、忘れられない名言が数知れず…。
スポンサーリンク
熱い言葉の数々
夜の世界の人間関係は、熱い。
さまざまな事情を抱え、世間から白い目で見られがちな人たちが、身を寄せ合って生きている。
自然と仲間意識が芽生えるのだろう。
それゆえ、普通だと照れてしまって言いにくい、熱い言葉も飛び出す。
ホスト同士のケンカのあと、代表が言った。
「お前ら、女は裏切ってもいいけど、仲間は裏切るなよ!」
面倒をよく見てくれた先輩が、客や後輩に何度も言った。
「こいつ(←オレのこと)はいい奴なんだよ。」
その先輩が、一緒にキャッチしながら言った。
「こうやって毎日がんばってれば、必ず客はつくから。
つかなきゃ、オレが何とかしてやるから。」
辞める日、普段は話さない先輩が言った。
「オレらも客も、みんなすっげーバカだろう?
それでも、結構楽しく生きてんだよ。
お前は頭いいから大丈夫だ。がんばれ。」
思い出しただけで、不覚にも目に汗が…
くさいセリフで、つながる
こういう熱い言葉って、ともするとバカにされがちだ。
「くさい」とか言われてね。
分からなくはない。
言うタイミングもあるし、「お前に言われてもなぁ…」ってこともある。
でもオレは、くさいセリフって必要だと思うわけよ。
感覚的な話なんだけど、雑談みたいな会話だけなら、だれとしても変わらない。
取り替え可能な関係でしかない。
そこにくさいセリフが入ると、「友情」とか「仲間」みたいな感じが、グッと出る。
何があっても離れない、つながりが生まれる。
そう言えば、ある程度仲良い人とは、どっかしらでくさい話をしてるわ…。
「オレら、ずっと友達」みたいなのを。
恥ずかしがってないで、たまにはくさいことを言ってみようぜ?
★
ちなみに、ホスト時代の知り合いとは、その後会っていない。
今、どうしているのだろうか…。
★★★
noteにて販売中:バカバカしい目標を立てて朝晩唱えると、目標が達成されると言い張る、あやしすぎる記事
★★★
【オレを応援したい方へ】
下記リンクから、Amazonで買い物してもらえると、そのうちの数%がオレのポイントになるので、何か買うついでにぜひ!
儲かった分の一部は、ブログを書くときに参考にする本代や、地方オレ会の旅行費にもする予定。
よろしく!!!