日本は広い。
なのに、世のおばちゃんほぼ全員が、いつの間にか身につける会話術。
地元や都内ではもちろん聞いたし、きっとどこかの地方でも行われているであろう。
それが「井戸端会議」だ。
あれ、雑談の一つの極みだと思っている。
おばちゃんが、長い人生で色々な人と話してきて、一番気持ちいいと感じるから、全国津々浦々で行われるのではないかと。
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先日も、こんな井戸端会議が行われていた。
「日曜に孫が来るのよ。」
「あら、そう。
今、いくつになったの?」
「3歳になったばかりだよ。」
「あぁそう、かわいい年頃だねぇ。
そう言えば、最近、腰が痛くて。」
「この年になると、ホント痛むわねぇ。」
「病院行ってるんだけど…」
とまぁダラダラ続いていたわけだが、この会話にはパターンがある。
話題は、自分が興味あること
孫の話だの、腰が痛いだの、自分の興味関心があることだけ、言いたい放題言っている。
話の展開にも何ら脈絡はなく、例えば上記の会話で「そう言えば」と言っているが、孫と腰痛に共通点は一つもない。
何でも共感される
何を言っても、「分かる」「そうだねぇ」と返してくれる。
その話題に全く興味がなくてテキトーに言ってるだけかもしれないが、これぞ井戸端会議の様式美である。
ここまで読んで、「何とムダな…」と思った読者の方もいるかもしれないが、それは認識が甘い!
例えば、オレが雑談するとき、もっぱら自慢したいだけのことが多い。
「ブログの読者が増えちゃって増えちゃって!
今度、名古屋行くからついでにオフ会するって書いたら、10人も集まっちゃって!」
とか話すのだが、ここで、
「ブログって毎日書いてるの?
めんどくさそう。」
などと言われようものなら、そいつとは縁を切ることを考える。
という感じで、自分が気持ちいい会話ができる相手を絞り込んだ結果、どうなったか?
限りなく、井戸端会議に近づいているのだ!
先日、10年来の男友達と会ったのだが、
「投資で200万儲かったよ!」
「すごいね、どうやったの?」
「……(←よく分からなかったので覚えてない)
そういえば、〇〇ちゃんは試合どうだった?」
「勝ちましたよ!ようやく!」
「おー、すごいね!」
…と、エンドレスに自慢話を交互にするだけだった。
仕事だの、真面目な話はともかく、普段の雑談に別に意味などないし、解決策も求めていない。
言いたいこと言って、共感されればそれでいい。
そう言った意味で、井戸端会議は雑談の最高峰である。
プライベートな人間関係にお悩みの方、意識してみてはどうだろうか?
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noteにて販売中:バカバカしい目標を立てて朝晩唱えると、目標が達成されると言い張る、あやしすぎる記事
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