先日、親戚の集まりがあって、新社会人になった従弟に、
「仕事は勉強が大事だ!
とにかく、ビジネス書を読め!」
と力説していたら、
「習うより慣れろ、だ!」
と酔ったおっさんに絡まれた。
ところで、「習うより慣れろ」とはたまに聞く言葉。
「理屈と現実は違うのだから、頭でっかちにならずに経験から学べ」
とまぁそんな意味だと思う。
けどさぁ…
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慣れるに決まってる
仮に週休二日の会社に勤めてたとするじゃん?
週に5日、8時間ずつ仕事してれば…
勝手に慣れるんじゃないの?
ほっといてもそうなることを、いちいち強調する必要ないと思うのは、オレだけ?
なのに「習うより慣れろ」って言う人は、もともと勉強が好きじゃないとか、自分では何もせず中途半端に理屈っぽい上司の言うことが間違えててひどい目にあったとか、そんなもんだろう。
もしくは、仕事なんて言われたとおりにやってりゃ良かった、古きナメ腐った時代を引きずってるかだ。
ということで、聞く価値なし。
経験は大事だが、プラスαで知識を取り入れるのは良いことに決まってる。
では、勉強することのメリットを説明しよう。
知ってるか知らないか
知ってれば簡単に効果があることっていっぱいある。
営業なら、訪問した後のお礼はメールより手紙のほうが効果がある。
店舗なら、あえて行列を解消しないほうが売れる。
経理なら、銀行は一行じゃなくて複数行と付き合ったほうが金利が下がる。
ちょっとビジネス書読むだけで、こういうの結構見つかる。
やるのは簡単。
知識としてあるかないかの差だけ。
だが、その差は大きい。
ハッタリが利く
二つ目。
例えば、
・会議中、社内ではあまり使わない専門用語を使ってみる
・ちょっと読んだぐらいの話でも、「あぁ、それは○○ですね」と、さも知ってるかのように言う
などをやると、めっちゃ”勉強してる感”が出る。
ただのハッタリだが、ハッタリは大事だ。
特に、あまり関わりのない他部署の人や、上司の上司ぐらいに、出来る感を演出できる。
そこから何かにつながる可能性は高まる。
ただし、やりすぎると理屈っぽいウザい奴になるのでご注意を。
客観的に見れる
最後。
「習うより慣れろ」じゃ、社内とせいぜい取引先ぐらいまでの仕事のやり方しか分からない。
だがビジネス書なり、経済誌を読むなりすれば、世の中の全体像が見える。
さらには、自分の会社、仕事も客観的に見える。
例えば、自社がどういう位置づけで、なぜこういう仕事のやり方になるのか。
分かりやすい例だと、「ウチの会社ブラックじゃね?」とかね。
もう一つ言うと、自分の職種は今後どうなっていくか。
「この業務、そのうちパソコンでやるようになるから、別のことやろう」と思えたりね。
会社なんていつどうなるか分かったもんじゃない。
大局を見て、先を考えることは必須である。
ただし、これまたやりすぎると危険。
批判するばかりでみんなに嫌われたり、意識だけ高くなって先の見通しもないのに血迷って独立する人もいたりするので、注意が必要だ。
明日からゴールデンウィーク。
せっかくの休みだが、遊んでばかりでも飽きるだろう。
ちょっと本屋にでも行って、ビジネス書を一冊買って読んでみてはどうだろう?
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